俺の妹がこんなに可愛いわけがない ifについて色々

どうもお世話になっております。fuyu_game_TVあらためふゆきです。

まずは先日の俺妹同時再生のご参加、本当にありがとうございました。

思いのほか盛り上がってくれて、「一人でとりあえず視聴する」なんてことにならなくて本当によかったです。

また、初見の方への配慮等もありがとうございました。

様々な意見交換や感想の共有、俺妹放映時期の前後の雰囲気の再現等で楽しめたなら私も嬉しい限りでございます。

今回の話のメインは俺妹のifについてさらーっと感想とかを残しておきたいなと思っている所存でございます。

大きな情報としては二件ありました。

6月5日午前0時、あやせifコミカライズ化

6月6日午前0時、黒猫if・加奈子if発売決定

なんか6月5日それ以外にあった気がするんですが忘れました。

まあつまり、三者のifが発売されるってことですね。特に黒猫ifに至ってはなんとトレンドにもなって。あやせifん時なんなかったよな?

あやせifについてはまあ置いといて、今回は2者について少々振り返ってみようかなと思います。

以下、"俺の妹がこんなに可愛いわけがない が続くわけがないポータブルDisc1・Disc2 "のネタバレを少しだけ含みます。

やってない人で、見たくない!って人は気をつけてね。

さて、まずは黒猫から。

完全書き下ろしってなっている以上どうこう言えた話でもないんですが、今回の争点(なんの?)は"原作にどこまで準拠させるか"じゃないのかなーって思います。

そもそも、ポータブルのルートを踏襲してラノベにするって考えにくいんです黒猫の場合。

日向に一方的に媚薬を飲まされ(偽物だったとか何とか)、京介の前でやらかしてますから、それをラノベにするとなると、倫理的にもそうだけど本編の黒猫のキャラからの乖離がひどいんじゃないかなって気がします。Disc1の方ならまだしも、ifにするには重すぎる気がしなくもない。

そういえばなんかゲー研を絡ませる云々言ってましたよね。ということは1-14あたりから分岐するんでしょうか。

出た直後は「2-9あたりから分岐させて、桐乃の本当の気持ちを知った上でつきあう」みたいな展開を予想してたけどその頃には黒猫はマッドシティ松戸に行っている訳ですから。

可能性としては、1-12(GoodEnd)の続きなんてのもありそうですね。

理由としては、1-15まで行ってしまうとどうしても桐乃ルートに入ってしまうんじゃないかなと思うんです。

以下理由

本編1-15(エロゲを出した後)では、ロサンゼルスに行った桐乃を京介が連れ戻しに行きました。

そこのシーンで流れるほらいずむの歌詞にもあるように、1-3に並ぶほどの桐乃と京介がくっつく大きなトリガーになると思うんですよ。

この前の想うコトのように歌詞考察(公募なので、あくまでも原作者が作った意図にはならない)にはなってしまうんですが

「ほらねだんだん好きになっていく ちょっとずつ確実に 時には弱くなることで気づくよ きっと支えてくれる 絶対そこにいるから 前向き上向き進むよ 自分の道標」

「もしも君がいなくて 絶対君に会えなくって そんな未来はイヤだから ずっとそばにいてね」

ほらいずむは1-3…つまり、京介が親父に殴られた回で、あの回が物語の一番最初の節目にあたります。

以上の歌詞、1-15(ロサンゼルスの話)にも通じます。だから、1-15で1-3のEDを利用したんです。

理由としてはとても単純ですが、ここで未使用曲であったほらいずむを敢えて利用するのはこのような作者側の特別な意図があってもおかしくないんじゃないかなと思います。

あのトリガーがあって、さらに桐乃の中の「かつての京介」と「今の京介」が同じになっていく。

まあそれくらい大事な回だと僕は思うんです。

ツイートでは2-9をどうやって処理するのかなーなんて言ってましたけど、少し考えてみれば少なくとも上巻はアニメ版End(1-12)のAfterであり、その後の黒猫との付き合いを書いていく。

なんてことになりそうですね。答えは9月10日分かるわけなので待ちましょう。

ご存知の通り、黒猫は桐乃のことが大好きです。

1-11時点の桐乃は2-9の頃の桐乃とおなじくらいに京介のことを好きで、頼りにしているものなんでしょうか。その時点から本格的に黒猫と京介が恋愛を始めて、果たしてDestiny Recoadのラストに記載された「桐乃と京介が向き合う構図」にたどり着くのか。

このままだとやはりトリガー不足にも感じます。

それとも、1-15に匹敵する桐乃と京介がくっつく出来事があるのか。

そもそも、1-12のAfterじゃないのか。Destiny Recoadはなかったことになるのか。

答えは伏見先生が知っています。

さて、次は加奈子についてです。

まず、加奈子は原作での登場回数が他のキャラに比べて少ない。その少ない登場回数であの特攻告白はどうなんだ?ツイートもしたけど、あの告白は確かに加奈子らしいし好きだけど、どうして加奈子が京介のことを好きになったのか理由も語られてない(そういう意味ではあやせはすごく分かりやすかったですよね)。ほんとに悪くいえば尺稼ぎ感が絶えないんですあれ。例えばその前に理由が語られていたり、加奈子が京介のことを好きであるような素振りがいくつかあれば納得の美しい告白になった思うのに…

完全書き下ろしになると京介が加奈子に惹かれた理由も描写する必要がある(そもそもそれなしに最初から付き合ってるみたいな小説になるかもしれないけど)ので

そうなると本当に読めない。黒猫ifのように1-12の後のような目星すらつけられない。

そもそも、俺妹ポータブルDisc1の加奈子ルートだって突然他のルートから分岐して乗っ取るような終わり方をしているし、なんなら最後のキスシーン思いっきり首絞めてるし(ネクタイをおもっくそ引っ張っているので)本当にわかりません。

Disc2はもう付き合い始めてたと思うし…

付き合う前は分からないことばかりなのに、Disc2の後半になると彼女は化けます

…というか、麻奈実が強すぎただけかあれ。俺もしかして加奈子には実は泣かされていないのでは?

まあそれはさておき、俺妹ポータブルのストーリーそのものはいいです。付き合い始めた後の話にはなりますけど。

「どうなるんだろう」というストーリー的には加奈子ifの方が気になります。伏見先生なりに彼女をどうやって京介と付き合わせるのか。相当原作から離れそうな気はしますけど、それこそのifですよね。

あやせifの上巻が2019-8-10 下巻が2020-6-10なので、黒猫ifの上巻が2020-9-10を踏まえると、下巻は2021-7-10頃の発売になるのでしょうか。加奈子ifはもう2022年頃になるということでしょう。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない…2013年に刊行が終了しているはずなのに、2019年から新刊が出たと思えばそこから3年新刊が出続ける。さらにコミカライズまで確定する。

これってもしかして、自分は今凄いものを見ているのかもしれません。

加えて俺の妹がこんなに可愛いわけがない、3期のアニメ化とかも期待して良さそうですよね。

まあそれはともかく、まずはあやせif下巻、6月10日を待ちましょう。

それでは。