Twitterの凍結についてまとめ

Twitterのアカウント凍結及びその対処法

① 凍結ってなんだ?

A.正確にはいくつか種類がある。

警告凍結…一段階め。

電話番号やキャプチャをすると解除できる。いわゆるツイ廃が言う垢ロック。ちなみにツイートのやりすぎなどでツイートが出来なくなる現象(ツイート規制)とは違う。これはツイートのやりすぎによってツイッターのシステムに負荷をかけたことによる規制。(らしい)

本凍結…二段階め。

異議申し立てをしたら治るタイプの凍結。一回目の凍結がこれにあたるらしい。この行程を飛ばすパターンもある。

永久凍結…最終段階。死亡。南無三。

「このアカウントは復元されません」

まさに死の宣告。

以上を経て、アカウントは凍らされる。

②永久凍結の段階

そんなTwitterの冷凍ビームにも実は威力が三種類ある。

・ひとつのアカウントが単独冷凍(いりょく:50)

ルールに違反したアカウントがひとつだけ永久凍結。永久凍結ってだけでも我々ツイ廃にとっては末恐ろしいが、それはまだマシな部類である。

・電話番号紐付け冷凍(いりょく 100)

アカウントは基本的に電話番号を認証し作るものである(メアドでも可能だけど、いまでは強制的に電話番号を使わないと垢ロックされる。その後すぐに電話番号の認証をなくせば大丈夫)

しかし、ある電話番号で認証したアカウントが凍るとたまに同じ電話番号で認証しているアカウント全てが凍らされることがある。困ったものだ。

そして以降、その電話番号でアカウントを作ろうものなら即凍結。ほどなくしてその電話番号は使えなくなる。

Cookieによる凍結(いりょく 150)

Cookieについては後術。

この凍結はやばい。Twitterによる凍結工作の中でも最大の威力数値を弾き出したこの凍結方法は、簡単に言うとそのアカウントにログインしている端末は全て垢BANするというとち狂った超無差別凍結だ。

これをひとたび食らうと、サブ端末だろうがそのアカウントにログインさえしていればその端末で作ったアカウントはどんとん凍結する。ほんとうに埒が明かない。

ちなみに、既に作成されているアカウントに該当する端末でログインすると永遠にロック→電話番号認証のループになるっぽい。

そして、親の顔よりみた

Violating our rules against evading permanent suspension.

の文字。(永久凍結の回避の禁止)

Cookieによる凍結の際の解除方法

そんな厄介なCookie凍結、ipアドレス(≒端末を特定する情報)を変えてやろうと。pcの設定をいじくり回し、ipアドレスを変えて再挑戦…

3時間後に凍結。理由は

Violating our rules against evading permanent suspension.

の文字。

さて、困った。

ここである一言を見る。

Chromeのシークレットモードを利用するとTwitterの追跡から免れる」

そこでその言葉を参考に、念には念を入れipアドレスも変更し、idもかつての規則性をやめ、パスワードも変えてアカウントを貰う形で作成してみたら…

凍結しなかった。

④そもそも何故Google Chromeのシークレットモードだと凍結しなかったのか。

※これはあくまで筆者の推測でしかないので、一つの考えであるということを前提に考えていただければ幸いです。

そもそもGoogle Chromeのシークレットモードとはなんぞやって話だが、それは閲覧時のCookieが残らないモードである。

Cookieとは簡単にいうと"ある端末で閲覧したよーという履歴"である。

この恩恵を強く受ける機会といえば、まさにTwitterのアプリがそれだろう。

端末からTwitterアプリを選択しTwitterを始める際、Twitterそのものは落ちていたはずなのに再度ログイン認証せず、ログインした状態でTwitterを始めることが出来る。それは「この端末からこのアカウントにログインしていましたよ」というログイン情報がTwitterのサーバーに存在するためである。

つまり、そのCookie情報がTwitterに残っている限りはこの端末=このアカウント(場合によっては複数)という紐付けがされている。

まとめると、Cookieがなければ、Twitterアプリを起動する度にログインを求められ、非常に煩わしくなる。その手間を省くために、Twitterサーバーにて端末とアカウントの紐付けがされているわけだ。

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-cookies

ちなみにCookieを利用していることはヘルプセンターも公言している。

前述の通り、GoogleChromeのシークレットモードではCookieは残らない。

Cookieが残らないということは端末とアカウントの紐付けが向こうのサーバーに残らないことを意味する。

つまり、アカウントと端末の紐付け情報が向こうにないため、アカウントが即時に凍らなかった。

可能性が高いと言える。

ただし、シークレットモードとは言えどアカウントにログインしている最中は少なくとも端末とアカウントの紐付けはされていることになるはずなので、凍結する可能性がゼロではないことを付加しておく。

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